最新の冬用タイヤ準備前線が、今週末の24日から冬道エリアの拡大を申し入れする計画です。日本気象協会は「冬用タイヤ準備前線」を発表しました。北日本や北陸では冬用タイヤの装着が必要となっています。特に西日本の山間部での11月中には冬用タイヤの装着が求められる見込みです。早めの交換をおすすめします。

20日（水）、ドライバーの皆様に冬季の道路を安心・安全に移動していただくため、冬用タイヤの準備・交換時期の目安となる「冬用タイヤ準備前線」を発表しました。先週10月23日に発表された情報の更新版です。

先週末から今日20日まで、日本近郊に寒気が南下している影響で、各地気温がぐっと低くなっています。

東北地方の初雪は昨年2022年と比べ1週間程度早く、すでに冬用タイヤが必要な地域が増えています。今後も、今週末にかけて冬型の気圧配置が予想され、北日本・東日本の日中の気温の低下が見込まれています。この地域では冬用タイヤの装着をお願いする次第です。

今年の初雪は、西高東低の冬型の気圧配置が続く中、強い寒気が日本列島へ南下する予想がされ、厳しい寒さが日本列島に到来します。西日本の山を通過する地域では11月中に冬用タイヤが必要となると予想されており、そのため早めの準備を心がけてください。

また、冬季の運転に際して、以下のポイントにも注意が必要です。

(1) まず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、路面にどのような状態があるか事前に確認しておいた方が良いでしょう。あまり使用していないスタッドレスタイヤでも、時間が経つと劣化が進むため、事前に点検が必要です。

(2) また、急な運転や急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をすると、車がスリップしやすくなります。車を発進する際や上り坂では、タイヤが空転しないよう、アクセルを絞り込んでおくことが重要です。

冬道の移動には注意が必要です。特に注意すべきポイントとして、降雪時、道路状況にかかわらず、気を強めて移動することが求められます。特に注意。

なお、冬用タイヤの準備は事前に行うことが、重大な交通事故を避けるためにも重要です。特に、予想以上の降雪が予想される場合は、早めにタイヤを交換し、余裕を持った行動を心がけましょう。また、天気予報や道路情報も随時確認し、柔軟に対応できるようにしておくと良いでしょう。