任期満了に伴う新潟県南魚沼市長選挙が11月12日に投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の林仁男（57）が、無所属新人の前市長・黒岩倉光（43）を大差で下し、3選を果たした。

2020年の前回選挙と同じ顔ぶれとなった。2022年の林市政への評価などが論点となり、有権者は市政の継続を選んだ形だ。林氏は、全国トップクラスの財政健全化に向けた取り組みや、地域振興策の強化を公約に掲げており、有権者からの支持を得た。

選挙戦では、午後8時過ぎに当選が確実になり、選挙管理事務所に集まった支持者約100人から大きな拍手が送られた。林氏は「市民の皆さんから一定の評価を頂いたと考えている。2022年を検証した上で、3期目に取り組んでいきたい」と述べた。

また、林氏は「今後は市民の声をより一層反映させながら、地域の発展に貢献していく」と意気込みを語った。支持者の中には「林さんしかいない」と語る人も多く、再選を祝う雰囲気が満ちていた。

なお、今後の政策に関しては、特に新型コロナウイルスからの復興や地域経済の活性化に力を入れていくと確認されている。市民生活の安定と向上を目指し、林市政の動きに注目が集まっている。今後の展望に期待が寄せられる。