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愛媛県今治市の山林火災が拡大、全市が停電の可能性…一時火の勢い弱まった松山市も焼失面積拡大
2025-03-25
著者: 桜
愛媛県今治市の山林火災の現状
愛媛県今治市の今治市長、松井浩之氏(あくら)の山林火災は、発生から5日目となる12日も延焼が続いています。
焼失面積の拡大
今治市の焼失面積は少なくとも約1214ヘクタールに達しており、さらに拡大しています。住民や倉庫などに燃え移り、9棟が全焼しました。午後8時頃、隣接する西条市と合わせて約1716世帯に避難指示が出され、一時的に火の勢いは弱まったものの、依然として危険とされています。
電力供給への影響
四国電力によると、12日午後一時、全国の電力供給が一時的に1200万キロワットが停電され、同社は延焼が続くため送電線が損傷した場合、全市が停電する可能性があると発表しました。
周辺地域の状況
周辺地域の風の影響で、松山市でも焼け残っている面積が約610ヘクタールに達しており、11時現在、松山市と隣接する緑川村で約1213世帯に避難指示が出されています。
今後の展望
火災は愛媛県全体に影響を及ぼし、火の手がさらに広がる恐れがあるため、周辺住民は十分な注意が必要です。気象庁は火災に影響を及ぼす局地的な強風が吹き荒れると予想しており、消防や関係機関が懸命に対策を講じています。
消火活動の状況
最新の情報によれば、愛媛県ではすでに2300人以上の消防士が投入され、火の勢いを抑えるための消火活動が行われています。しかし、未だに完全には鎮火できておらず、今後の展開が注視されています。