科学

アメリアクリニックに光!捕獲率と食糧、ダブルで向上中!

2024-09-25

著者: 愛子

アメリアクリニックの問題

アメリカのアメリアクリニックが「条件付き特定外来生物」に指定されてから1年以上が経過した。この間、野外への放出禁止などで自然界への参入個体は減ったものの、問題は残っている。各地の湖や小川で繁殖を続ける既存のアメリアクリニックによる被害だ。

在来の水生植物や昆虫、魚類の生息が衰えつつある。しかし退治は難しい。そこに有効な手段が登場した。高効率の捕獲装置が4日間で食糧をアップする生物学的処理の裏技だ。

バスに代わって

NPO法人「シナイモツゴ会」(宮城県大亀市鷹巣)では、地元の里山のために湖群に生息する淡水魚や二枚貝を略奪から守るための活動を平成14年(2002年)から開始した。

同27年にブラックバス駆除は完了したが、その後5年前からアメリアクリニックによる被害が深刻化し始めた。小型二枚貝のタガイを食べるので貝に産卵するニシタナゴが激減した。しかし、これがアメリアハザードの最も一例。

アメリアクリニックの影響

アメリアクリニックは侵略性で水生昆虫や水草類も大量に食い荒らす。水質汚染に寄与する水草がハサミで切られると魚の棲める場などがなかなか得られなくなるばかりか、水質も不安定化してしまう。