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アメリカ・3月の消費者物価指数が前年同月比2.4%上昇、上昇率は前月下回る

2025-04-10

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アメリカ合衆国の労働省が発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.4%の上昇を記録し、昨年同月と比較して2.4%の増加となりました。

しかし、前月比では0.4ポイント低下しており、2か月連続での下がりとなっています。

また、食品やエネルギーの価格を除いたコア指数は、前年同月比で2.8%の上昇を示しましたが、前月に比べて0.3ポイントの低下を見せています。

項目別に見ると、前年同月比でガソリン価格は9.8%下落、ガス代は9.4%、そして住居費は4.0%の上昇を示しており、落ち着きを見せています。

今回のインフレ率の鈍化傾向が確認される中、トランプ政権の関税政策の影響でインフレが再び加速する懸念が根強く、今後、どの程度物価に影響を及ぼすかが注目されています。