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アメリカ大統領、巨大な助成金を発表!ハーバードも制限の政治権力が増大

2025-04-05

著者: 海斗

[ワシントン 1日 ロイター] - アメリカ政府は、アイビーリーグ(東部の名門大学群)を対象とした助成金を発表した。この助成金は、現在進行中の教育機関への多様性、公平性、包摂性(DEI)のプログラムの適用を促進するものだ。

トランプ政権以降、大学における多様性や公平性を求める圧力が一層高まり、連邦資金の配分において厳しい基準が設けられている。これに伴い、ハーバード大学などの名門校も資金を受け取るためには、特定の要件を満たす必要がある。

その一環として、政府関係者は、現在進行中のDEIプログラムについて、さらなる詳細を追求する可能性が高いことを示唆している。約5兆5000億ドルの助成金が、今後の政策によって削減される可能性があるとのことだ。

教育省は先月、ハーバード大学やプリンストン大学を含む約16の大学に対し、課題解決の一環として、逆ユダヤ主義に対抗するための厳格なアプローチを取る可能性があると警告している。

同部門の発表によると、特にリベラルアーツ大学に対しては、今後の助成金が厳格な基準に基づくことになるとされ、教育機関は資金を得るための準備をし始めている。

これらの動きは、アメリカ国内における教育機関の運営方法に大きな影響を与え、学生たちがアクセスできる教育の質にも変化をもたらす可能性がある。

トランプ政権下での教育改革は、大学の自由と学問の独立性に挑戦するものであり、今後も注目されるテーマとなるだろう。