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アメリカ下院議員、ケイディー経済長官を調査 鳥インフルエンザ対策に迫る
2025-04-01
著者: 海斗
【1日 ロイター】 - アメリカ下院監視委員会の民主党議員は1日、ケイディー経済長官による連邦政府の鳥インフルエンザ対策を調査することを正式に発表した。特に長官が提供した書簡が明らかになったことで、この調査が開始された。
ワクチンに長年疑念を抱いていたケイディー長官は、家禽(かきん)に対する鳥インフルエンザのワクチン接種を支持しない姿勢を示している。また、自然免疫を持つニワトリを特定するためにウイルスをニワトリの間で広げるべきとの持論を展開している。
保健専門家たちは、この方法が効果的でなく、ウイルスが変異して人間への感染が引き起こされる可能性があることを指摘している。さらに、最近の研究では、ウイルスの変異が世界的な大流行を引き起こす恐れがあると警告している。
今回の調査は、ケイディー長官が提案した政策の背後にある論理とその影響についてのすべてを明らかにしようとする試みであり、一連の細かい分析が求められている。