テクノロジー

Apple、AirPods MaxにiOS 18.4でロスレスオーディオ導入へ(USB-C有線の期待)

2025-03-25

著者: 結衣

2023年4月に予定されているリリースに向けて、Appleは「AirPods Max」に対してiOS 18.4でロスレスオーディオ及び超低遅延オーディオ機能を導入することを発表しました。この新機能は「iOS 18.4」「iPadOS 18.4」「macOS Sequoia 15.4」と同時に実施される予定です。

「AirPods Max」は2020年12月に発表されたオーバーイヤー型のノイズキャンセリングヘッドフォンです。発表当初はLightning端子による充電が主流でしたが、昨年9月にUSB-C対応の「AirPods Max(USB-C)」を発表し、多くのユーザーから注目を集めました。現在、日本での販売価格はおおよそ87,800円です。

新機能導入により、音質が向上することが期待されており、USB-Cの利用により、様々な機器に簡単に接続できる柔軟性が得られます。ただし、ロスレスオーディオと超低遅延オーディオは無線モードでは利用できないため、これらの機能をフル活用するにはiPhoneやMacなどの音源とUSB-Cケーブルで有線接続する必要があります。

また、Appleは同日「USB-C - 3.5mmアダプター(1.2m)」を6480円で販売することも発表しました。これにより、飛行機のオーディオ出力ポートなどの3.5mmオーディオデバイスにも「AirPods Max」を接続できるようになるとしています。これらの新機能と製品により、Appleはオーディオ体験のさらなる向上を目指しています。