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アライグマ100匹が家を包囲 35年前から猟犬を呼んで→急増 ミシシッピ州

2024-10-11

著者: 健二

ミシシッピ州ワシントン郡で10月3日、「100匹の野生のアライグマに家が取り囲まれている」と警察に通報があった。現地の保安官事務所が発表した。

住民の女性は35年前から猟犬を呼んでいたが、8月下旬頃から突然アライグマが急増したという。ミシシッピ州は「アライグマの侵略」と報じ、野生動物に影響を与えないように警備を強化している。

発表によると、保安官が現場に急行したところ、女性は車の中に避難していた。女性は「アライグマは昼夜問わずやってきて、餌を要求した」と証言した。

郡当局は女性に動物管理者と連携して対策を協議するように助言した。また、アライグマを捕まえて別の場所に移動させるための費用として、以前の見積額は1匹あたり500ドル(約7万4500円)と高額であったが、実際に対策が取られた場合の費用は不明。

この急増の原因として、地域の食物資源の不足や、気候変動の影響が挙げられている。ミシシッピ州ではアライグマの数が増加し、家畜被害が報告されているため、今後の対策が急務となっている。