ASUSは19日、次世代ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 9」シリーズを発表しました。ラインナップには「ROG Phone 9」、「ROG Phone 9 Pro」、「ROG Phone 9 Pro Edition with AeroActive Cooler X Pro」があり、それぞれの基本仕様と価格も明らかになっています。

価格は、ROG Phone 9の12GB + 256GBモデルが1099ユーロ（約18万円）、ROG Phone 9 Proの16GB + 512GBモデルが1299ユーロ（約21万2500円）、そしてROG Phone 9 Pro Editionの24GB + 1TBモデルが1499ユーロ（約24万7500円）です。

新モデルは、従来モデル「ROG Phone 8 Pro」から進化した性能を搭載しており、高冷却性能やデュアル充電機能に加え、ゲーム体験を向上させる新しいセンサー機能も実装されています。また、最近のトレンドに合わせ、日本向けにeSIMに対応している点も注目です。

性能面では、チップセットにはQualcommの「Snapdragon 8 Elite」を採用。ディスプレイは6.78インチの有機EL（AMOLED）で、解像度2400 x 1080ピクセル、リフレッシュレートは最大120Hzに対応し、165Hzの最大応答速度も実現しています。

バッテリー容量は5800mAhで、最大65Wの有線急速充電に対応し、15Wのワイヤレス充電機能も備えています。さらに、独自の液冷システム「GameCool 9」により、長時間のゲームプレイ時にも温度を適切に保つことができます。

AI機能も強化され、AIによる音声認識やカメラ機能を向上させる自動補正機能などが追加されています。背面には648のミニLEDが搭載され、さまざまなエフェクトを表示することも可能です。

新しいデザインも特徴的で、プレイヤーの没入感を高める仕掛けが施されており、ゲーム中のリアルな体験を提供します。ROG Phone 9シリーズは特にゲーマーを意識した作りになっており、最高のゲーム体験を求める方々にとって必見のデバイスとなるでしょう。

最新の技術を駆使したこのスマートフォンは、これからの市場で注目を集めること間違いなしです。