15日の米NASDAQ市場で、アップル株が日中の最高値を更新しました。これは、人工知能（AI）機能搭載の新型iPhone投入が追い風となり、投資家の興味を引いているためです。

アップル株は一時2.7％の237.49ドルを付け、7月に記録した最高値を再び上回りました。時価総額は約13兆6000億ドル（約536兆円）に達し、世界で最も価値のある企業の座を確保しています。

エバーコア（Evercore）は、アップル株の投資判断を「タクティカル・アウトパフォーム」とし、「弱気なセクターは依然として中国のスマートフォン市場に注目されているが、そうしたリスクは軽減されている」と指摘しています。「新興国市場での成長や米国でのアップグレード需要が高まっており、それは相殺可能であると考えられる」と述べました。

この新型iPhoneには、AIを活用した機能やカメラ技術の向上が期待されており、消費者の関心が高まっています。特に、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための機能追加が注目されています。

新型iPhoneの発表が近づく中、これに伴う株価や市場の動向に対する注目度も高まっています。アップルにとって、これが次の成長のカギとなるでしょう。投資家は、この新製品がどれほどの影響を市場にもたらすかに注目しています。