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バニャイ、もてえ完勝で王者争いは肉薄「歴史マルチンが近づいてきたのでフレーニングを変えた」/第16戦日本GP

2024-10-06

著者: 結衣

10月6日、旗木県のモビリティリゾートもてぎでMotoGP第16戦日本GPが開催され、土曜日のスプリントレースに引き続きランセスコ・バニャイが優勝し、今季8勝目を挙げた。

バニャイはスタート直後に先頭に立ってから一度もトップを譲らずに27周を走り抜け、圧倒的な勝利を収めた。第2位にはプラマック・ドゥカティのジョルディ・マルティンが入り、両チームの安定したパフォーマンスが際立った。

バニャイはレース後のインタビューで、「歴史的なマルティンが近づいてきたので、フレーニングを変えた」と語り、ライバルに対する警戒感を示した。今シーズンは接戦が続く中、タイトル争いがさらに熾烈になっていることも感じさせた。特に、近年のMotoGPでは若手ライダーの台頭が目立ち、将来のスター選手が次々と芽生えている。

今後のレースに向けて、バニャイは「すべてのレースに集中し、最終的にチャンピオンシップを獲得するために全力を尽くす」とし、強い意気込みを見せた。

次戦は10月15日のオーストリアGPで、ここでもバニャイの走りが注目される。これからのレースがどのような展開を見せるのか、MotoGPファンは目が離せない。