バスケット日本代表・渡邊雄太 陳述「ホープス観測と関係があまり良くなかった。それは事実」 — Sports Sponichi Annex スポーツ
2024-11-28
著者: 葵
バスケットボール男子日本代表の渡邊雄太(30)が28日、日日本バスケットボール協会の強化方針、コーチ選定などを批判した。彼は「選手たちが過去の試合後にいろいろ発言して、それが変な方向に行ってしまっている。統計が統計を呼んで事実でないことが報道されている」と語った。
また、渡邊は日本代表のトム・ホープス観測についても「ホープス選手とバスケットの関係があまり良くなかった。それは事実」と明かし、その原因について「かなりのW杯後、ホープス選手の発言が変な形で捉えられて、それを目指した選手が怒ったのが始まり」と説明した。
「僕もホープ選手も同じワッサーファミリーというエージェントを使っている」とした上で、「常に2人以上、間に人が入ってる状態ではいいコミュニケーションはなかなかない」と指摘。さらには「それ以降も2人が直接連絡取れ取れることはなかったわけだから、関係性が修復できずに、という状況は、実際続いてたのは事実」と付け加えた。
レイカーズの渡邊は13日の試合後の記者会見で、日本代表の姿勢を批判し、「日本協会の姿勢が見られない。そういう方針だったらプレーしたくない」とも述べた。
また、23日には日本バスケットボール協会について「プレーヤーの第一の精神が見られない。そういう方向の日本代表ではプレーしたくないし、そうである以上、そうやっている」と信頼感を口にした。
彼は「日本協会の上の人たちが世界レベルのコーチを選んだという話をしていたが、それもそれもその話をしていた。もちろんこれまでになかったのが事実もあり」、「僕らの若い世代が出てきたから(昨年の)W杯でも勝った。不思議な結果が出て、そういう監督のお陰だと思う」と考えを述べた。今後の日本代表に対する期待も大きい。これからも彼はこのチームの成長を見守ることになるだろう。