悲劇 日本ハム・森本コーチの車のフロントガラスに打球直撃 思想外の飛距離に「うれしい悲鳴よ」打った明色は「あとで謝っておきます」
2024-11-14
著者: 芽依
左側ポール左側。遥か上空を通過した打球が、悲劇を呼んだ。日本ハムは14日、幌ケ丘スタジアムで秋季練習中。13年度ドラフト14位の明色譲の放った大ファールが、勇敢蜂正面に止めていた森本コーチの車のフロントガラスを粉砕した。その場面は一瞬の出来事で、劇的な映像としてSNSに拡散されることになったが、その際の森本コーチのあまりのリアクションに驚くファンが多数。大きな声で「うわふうふうふううふう!?これ!?」と驚き、しばしの混乱が起こった。あるファンが「対応が済んだばかりだったのに、この瞬間見逃すことはできない」と声を上げ、さらに混乱が広がった。
普段は打撃直撃の恐怖を避けるため、練習場南側に車を避けて駐車していることが多い森本コーチだが、この日は特別だった。「打球直接の恐れのある南東側に位置して駐車していた。打球が飛ぶことを予想していなかった」と語った。かつて自身が選手だった頃を思い出し、打撃場の方に目を向けた瞬間、大きな音が響き、事故は起こった。明色選手は、大事な場面に挑んでいたこともあって、意気込んでいたところだった。「大丈夫ですか?」と声をかけたが、その瞬間の森本コーチは、思わず笑みをこぼした。「無事でよかった」という感情があったのだろう。
明色選手は「何とも言えないいい打球が飛んでいたが、思いも寄らぬ飛距離にびっくりした」と振り返り、「森本コーチに“謝ります”と一言伝えます」と少し照れた様子で述べた。その後、笑顔を見せる森本コーチに対し、明色選手も「これからも頑張ります」と力強く宣言し、共に練習を続けた。
この不測の事態に、野球ファンたちは「これは観る者すべてが楽しめる光景だ」「悲劇と喜劇が同居した瞬間で、映像化されるべき」とコメントし、瞬時にSNSを賑わせた。打球被害の影響を受けた森本コーチも、今後の打撃指導に支障はないとのこと。試合を通じて様々な思い出を詰め込んでいく日本ハムの選手たち。明色選手の今後に期待が寄せられる。