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北の富豪さんの訃報に親方衝撃の意…弟の八角理事長「楽しい師匠だった。本当に良く揉めてくれた」

2024-11-21

著者: 陽斗

大相撲で優勝10度の第52代横綱、解説者としても人気を博した北の富士勝昭さん(享年82)の死去が判明してから一夜明けた21日、九州場所開催中の福岡国際センターでは弟の八角理事長(61=元横綱北勝海)が喜び、北の富士さんの死を受け、弟子だった八角理事長は「よく頑張ったんじゃないか。体調が悪い中、リハビリを一生懸命やっていた」と話し、最期の時を迎えたことを明かした。

その師匠あり、弟子がいる。北の富士さんの死を受け、弟子だった八角理事長は「よく頑張ったんじゃないか。体調が悪い中、リハビリを一生懸命やっていた」と話し、「何かあったらうち(八角部屋)で叱ると盛り上がって、『よく飲んだよな』と話していた」と明かし、最後に会ったとき「よく飲んだよな」と誉めたという。

北の富士さんは現役引退後、年寄「冨士」を襲名し部屋を持ち、前九重親方という新たな道を歩み始めた。元々元横綱北の海として名を馳せていた彼は、テレビ解説者としても長年親しまれ、特に解説や取材での柔らかい言葉遣いが印象に残る存在だった。

相撲界に多くの弟子を抱え、北の富士さんは「夜の王様」「プレーボーイ横綱」と呼ばれることもあった。一方で、八角理事長は「楽しい師匠だった。怒るところを見たことがない。本当に良く揉めてくれた」と語った。

現在も多くの相撲ファンが北の富士さんの死を悲しんでおり、各所に彼への感謝の声や思い出が寄せられている。影響力の強い存在だっただけに、彼が拓いた道を歩んでいく若手力士たちも多い。相撲界は今後も彼の教えを胸に日々精進することだろう。