大相撲の第52代横綱として知られる北の富士勝昭（きたのふじ　かつあき）さんが20日に亡くなったという信じられないニュースが飛び込んできました。享年82歳。彼は力士としてだけでなく、引退後はレポーターやアナウンサーとしても活躍し、日本の相撲界に多大なる影響を与えていました。

NHKは21日、彼の訃報を公表し、彼との思い出を振り返る特番を放送することを発表しました。そこで北の富士さんは「令和4年1月20日初場所初日 北の富士さんとの大相撲中継で私自身のNHKでの千秋楽でした」と語っていました。

北の富士勝昭さんは1942年3月28日生まれで、青森県出身。1960年に初土俵を踏み、その後、様々な名勝負を繰り広げました。特に彼が横綱に昇進した際は多くのファンに祝福され、その強さと技術で日本の相撲界の歴史に名を刻む存在となりました。

引退後は1978年から2021年の間、NHKにて相撲実況を務め、人気を博しており、彼の声は多くのファンに親しまれていました。また、最近のインタビューでは「新しい世代の力士たちに、自分の経験を残していければ」と語っており、相撲への情熱は尽きることがなかったようです。

彼の突然の訃報に、相撲界だけでなく日本中が悲しみに包まれています。多くのファンが彼の名言や試合を振り返り、その功績を称えています。