世界

北朝鮮の洪水被災地、高層ビル建設進む レンガ輸送21倍

2024-10-14

著者: 海斗

7月末に大規模な洪水被害を受けた北朝鮮北部で、高層ビルの建設が進められている。この動きは、経済新報が10月上旬に報じており、大量の作業員が現在も現場で働いていることが確認された。北朝鮮ではレンガなどの建設資材の輸入が増加しており、住民の生活再建が急がれている。

洪水の被害が大きかった北朝鮮の新義州市周辺では、中朝国境を流れる「豆江」の対岸にある惶惶県から影響を受けた。このため、8月下旬の段階では低層の住宅などが崩れていった地域を視察する関係者もおり、今後の復興活動がそれぞれの地域で求められている。特に、再建に向けた進展が見込まれる高層ビル建設は、地域の経済活性化に貢献することが期待されている。

加えて、新たな高層ビルの開発は、観光資源の拡充にも繋がる見込みだ。北朝鮮当局は、国内外からの観光客を呼び込むために、近代的なインフラ整備を強化しています。このような動向は、国際社会からの関心を集めており、今後の成長に繋がる可能性が高い。