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★本日の【注目株】 古野電、パル(D、カーブス(D (10月15日)

2024-10-15

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10月15日(月)引け後に発表された決算・業績修正

●注目株

【古野電 <6814> [東証P]】 ★今期経常を一転41%増益・最高益に上方修正、配当も35円増額

企業の2024年2月期の連結経常利益を従来予想の80億円→115億円に43.8%上方修正。従来の減益予想から一転し、40.8%増益を見込む。2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。船舶事業を中核に安定した需要環境が続き、上方修正が大幅に修正を上回ったことを反映した。

業績好調に伴い、年間配当を従来予想の40円→75円(前期は60円)に大幅増額修正した。

●サプライズな決算発表・業績修正

【D・D <1434> [東証P]】 ★今期経常は44%増で2期連続最高益更新

24年8月期の連結経常利益は前々期比42.4%増の121億円に拡大。続く25年8月期も前期比44.3%増の175億円に達し、2期連続で過去最高益を更新する見通し。今期は不動産の資産や流通を行う不動産事業の業績が大きく拡大しており、主力の国内EPCとアセアンEPCも拡長し、21.6%の大幅増を見込んでいる。

●パル <2726> [東証P]★今期経常は14%上方修正・最高益予想を上回る

25年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比15.1%増の119億円となり、従来予想の92.8億円を大きく上回る見込み。3COINS事業で店舗の増加に伴ったシフト体制に変更したことが寄与し、人件費の上昇を抑制できたことに加え、販売を強化した高価格帯商品の好調が寄与したとされる。

さらなる成長を目指し、通期の連結経常利益を従来予想の203億円→232億円に14.2%上方修正。増益率が8.1%増→23.5%増に拡大し、来期の過去最高益予想をさらに上回る見通し。

注目すべきは、今期の連結経常において9%上方修正され、最高益予想を上回ったこと。25年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は、前々期比14.4%増の18億円となり、従来予想の15億円を上回る様子。流通活動の正常化が進み、既存店売上高が前期比48%増で回復したことが寄与すると期待されている。

このように、注目すべき企業が次々と業績を上方修正しており、投資環境の変化に適応した結果が現れています。特に今後の成長が期待される企業として、古野電やD・D、そしてパルが挙げられます。これらの企業は、新たな事業戦略を通して市場での地位を確立していくことでしょう。