兵庫県「篠山市政」3年で行革に力、大学無償化は批判も - 日本経済新聞

2024-10-11

著者: 結衣

兵庫県の篠山市で、前知事(46)の失職に伴う知事選が10月31日告示、11月17日投開票の日程で実施される。全県議からの辞職要求、不信任決議を受けても、篠山市長は「改革を続けたい」と語り、出直し選の道を選んだ。選挙は篠山市政の是非が争点となる。

前知事が公約に掲げた「一丁目一番地」が財政政策改革だった。兵庫県は1995年の阪神大震災で受けた財政のダメージからの立ち直りに苦しんでおり、行政改革を進める中で、多くの意見が寄せられた。特に、大学無償化については批判が集まっており、今後の市政運営に影響を与える可能性もある。

篠山市では、今後の財政状況に応じて、より一層の改革が求められている。