ブレイキングダウン13.5（5日、東京都内）で、メインの第9試合はミドル78キロ以下の契約。10人ニキが勝負に出て、桃田賢人をマットに沈めるという衝撃の結果が待っていた。

まず、10人ニキは「ブレイキングダウン最弱」と言われていたが、「9」でやめかけたものの、「11」でサイトルに勝利。さらに「13」で一回のパンチでKOされたものの、あきらめずに再挑戦し、成長していく姿が印象的だった。対する桃田は、個人では「8」「10」「12」と勝利を重ねるも、強敵と相手しては3連敗を喫するという厳しい状況にあった。結果、10人ニキが圧勝し、板垣村への挑戦権を獲得。

現在、ボクシングは無制限ラウンドであるため、11回から見合う時分が長くなっているが、彼らは10人ニキが強力なパンチを繰り出し、桃田をマットに沈めた。桃田は立ち上がれず、判定も10人ニキの勝利となった。

ブレイキングダウンを見ていた板垣村がリングに上がり、「何か10人ニキが俺とやらへんって。ある意味から聞いてそれ本当か？」と発言したところ、10人ニキは「本当ですよ」と返答。板垣村は「『板垣村ブラック僧侶』っていう名前でやってやる」と戦いの意欲を見せた。

次のブレイキングダウン14で敵対する流れになると、CEOは「じゃあ、試合決定で」とコメントし、今後の展開に注目が集まる。両者ともに一層の覚悟を持って試合に臨むことが予想されており、さらなる盛り上がりが期待できる。果たして、桃田は逆境を跳ね返すことができるのか？それとも、新しいヒーローとして10人ニキがその座を奪うのか、ファンの期待は高まるばかりだ。