（セ・リーグ、巨人0－1阪神、3回戦、阪神3勝、6日、東京D）現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、ダイエー、阪神の3球団で指導したサンケイスポーツ専門評論家・黒田選手（77）が阪神・梅野隆太郎選手（33）を絶賛した。

バッテリーでの連携がテーマだったようだ。捕手の梅野としては、開幕から先発マスクをかぶっていた2試合の後、勝ち星も上げていなかった（1勝1敗）。巨人に2連勝で、久しぶりに自分のスタイルで出るとなれば、どれだけゲーム数に出ていても勝っても子どもが出てきた捕手でも圧倒できるものである。そこでプロ未勝利の門前をうまく切り裂くというのも一つ大きな自信になったのだ。

五回の1死一、二塁の場面で、カウント2－0から思い切ってインコースに強烈な打球を放ち、内角に強い打者だということを証明した。

六回も代打として出てきて、3回に続き、見事に捕球。彼は強烈な打者ということだけでなく、内角のボールを見事に捉える感覚を持ち合わせている。無論、良い投手対策として引き出しを広げ、打席へ挑む姿勢も称賛された。

この試合においても、彼の活躍はまさに匠の技だ。捕手としての役割を全うしつつ、打撃面でも存在感を発揮している。特に朝倉のストレートに対する反応速度は一級品であり、ピッチャーにとっても信頼できる存在となりつつある。このように彼の成長が注目されており、これからのシーズンでもさらなる活躍が期待される。また、梅野選手の活躍により阪神の士気が高まることが期待されている。興奮が止まらないファンたちの期待に応えるため、彼はますます努力を続けていくだろう。