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【衝撃】金属鉱業界、6年ぶりの大きな案件で続々企業に影響か?
2025-03-18
著者: 海斗
PNEグループが19日、東京証券取引所に上場するというニュースが発表されました。この動きは、2018年以降の大規模な新規株式公開(IPO)の中で注目されており、株価の動向が企業間で影響を及ぼす可能性が高まっています。
今回、PNEグループが設定した公募価格は820円で、上限条件を設けており、売り出し総額は7390億円に達する見込みです。昨年の東京地下鉄(東京メトロ)の上回りに絡めたスポットバンク以来、同分野での注目度が急増しています。
詳細な情報によれば、販売株数に対する投資家の需要は3倍強とされており、海外投資家からは5倍の需要があったと伝えられています。特に、最近の広がる投資機運により、株価が高くなる可能性が指摘されています。
さらに、日経平均株価はPNEグループの発表を受けて14日から5%下落しました。この市場の動きは、同社の業績発表時に示された想定株価が862円、810-820円となったことからも影響を及ぼしています。半導体関連企業に対しても、投資家のリスク許容度が評価される局面にあります。
また、同社は半導体の製造工程で使用されるスパッタリングターゲットと呼ばれる素材で、世界シェアの6割を誇っていると言われています。半導体受託生産の世界最大手である台灣積体電路製造(TSMC)やミツイが競合に相当します。
ジョイント・グローバル・コーディネーターは、大和証券、SMBC日興証券、野村證券が名を連ねます。再び動きが活発化する中、投資家からの関心が集まることで、今後の展開が注目されます。