オリックス宮本新監督（43）が11日、大阪・舞洲の球団施設で就任会見を行った。「驚きと不安と、今、必死である。率直な気持ちはそこです」と述べた。現役として14年、コーチとして5年間在籍。初のオリックス生え抜き監督としての就任となる。「長く、ずっとオリックスにいてやれていたので、（監督の）要請を受けましたのが、なんとかチームのために力になれたらなという思いで引き受けました」と続けた.

リーグ3連覇を導いた前任の中嶋監督（55）が、今季35位となった責任を取って辞任。その際にチーム内に漂う「慣れ」を痛烈に指摘した。「それに関して中嶋さんに任せれば何とかなるという空気はあったのかな」と語り、そこをもとに1回、1球となり同じ方向を目指して戦っていければと思った.

その上で「無理に苦しみだけを強調しても、だめなのかなという思いもある。そんな響かないことよりも、やっぱり情熱を持ってやっぱり選手を信じ、結果思い描ける状態であってほしい」とも続けた.

また、新監督は1年目の王座奪回を目指す。「ファンの皆さんに寄与しながら、勝ってもらえるようなチームに成長させたいなと思っています。そうでなければ、こういうチームになってしまいますから」と語った。果たして、宮本監督はオリックスを再建できるのか、注目が集まる。賛否が渦巻く中、次のシーズンの結果が期待される.

期待される新スタート、果たしてどのような成果を上げるのか、ますます目が離せない状況は続く。今後のオリックスの動きに注目しながら、ファンの声を大切にしつつ、成長を遂げていくことでしょう.