コミックナタリー編集部

9月4日、元子役であり、人気作品「ルトラ忍法帖シリーズ」に出演していた木ノ村聡子さんが、飲食中に亡くなったことが明らかになった。享年62歳。この悲報は、聡子さんのSNSを通じて旦那様から発表された。

投稿によれば、聡子さんは家族とともに家で食事をしている最中、突然のことだったという。旦那様は「彼女は生前、料理を愛し、家族のためによく作ってくれました。寂しいですが、彼女の思い出とともに生きていきます」と心情を明かしている。このコメントは、多くのファンに感謝と深い哀悼の意を示しており、彼女の死を受けたファンからのコメントも多く寄せられている。

聡子さんは1961年12月17日生まれ、1981年に小学校でデビューし、その後「窓際のトットちゃん」や「温泉ガッパドンブラ」など数々の人気作品に出演し、2004年には第28回講談社漫画賞児童部門を受賞。特に「ルトラ忍法帖シリーズ」では、その可愛らしいキャラクターで多くのファンを魅了した。

彼女の急逝は、多くの人々に衝撃を与えている。ファンからはSNS上で「本当に信じられない。彼女の演技が大好きだった」「彼女の笑顔をもう見られないなんて、心が痛む」といった声が相次いでいる。彼女のご冥福を祈るメッセージも多く寄せられ、ファンの愛情の深さが伺える。

彼女の最後の作品が世に出たのは、昨年の映画『いつか、君に会えるまで』であり、公開後も高い評価を受けていた。彼女の遺した作品は、これからも多くの人々の心に残ることでしょう。この悲しいニュースをきっかけに、元子役たちの活躍や彼女の偉業を振り返る動きが広がっていく類いの追悼の機運も高まっている。