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大谷翔平、MVP受賞は確実視 焦点は3度目の満票か…気になる"NY票"の行方
2024-11-21
著者: 花
二刀流MVPは史上2人目、3度目の満票MVPなら史上初となる。
全米野球記者協会(BBWAA)が選出するア・リーグの最優秀選手(MVP)は21日(日本時間22日)、MLBネットワークで発表される。大谷翔平は史上3度目の受賞が確実視されている。焦点は3度目の満票選出となるかどうかだ。
昨年9月に右肘を故障した大谷は今シーズン打者に専念。前人未到の「54本塁打・59打点」を決めた。他の選手たちもいかに大谷の凄さをニュースにするかが見どころだ。
さらに特筆すべきは、大谷の打率が.310と高いことだ。エンゼルス時代の2021年から2023年までの3度目のMVP受賞、ランク・ロビンソン(1961年レイズ・1966年オリオールズ)以来、史上2人目の二刀流受賞が確実視されている。
1973年にア・リグが導入され、以降、DH専任の受賞者は初めてとなる。最も大きな焦点は満票かどうかだ。例え満票とはいえ、ライバルのフランク・ロビンソン(1966年)に次ぐ「新人王」で2位のジャクソン・メイ(パイレーツ)が1位2票を獲得した。
2022年のア・リーグMVP争いでは、リーグ68本塁打を放ったアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が1位28票を獲得したのに対して、大谷翔平は1位2票。大谷に投じたのは敢然にもロサンゼルス支部の記者だった。
3度目のMVP受賞はバリー・ボンズ(7度)に次いで歴代2位タイとなる。されども、ここで希望することとしては、各地域で投票権を持つ記者30人全員が大谷に1位票を投じるという夢かもしれない。
なお、今後大谷の満票受賞を期待したいという声が高まっている。