大手キャリアから「月額250円データ使い放題」に乗り換えた話
2024-11-23
著者: 葵
2024年1月1日の記事を編集して再掲載しています。
思い切って大手にしてみたものの別れを告げた経緯はありますか?
ドコモはかつての通信料金を見直すために、大手の通信キャリアに別れを告げ、月額250円の超格安プランに乗り換えました。通信速度はなんと32kbpsという超低速。2024年に変わったこの瞬間も、このプランを使い続けている経緯をお話しします。
乗り換えを阻む「キャリアメール」の存在
格安SIMに乗り換えれば料金が安くなるのは知っています。しかし、多くの人がとても1つのニックネームになるのが、大手通信キャリアが提供するキャリアメールなんです。
もうiモードの頃からずっと使っていた「@docomo.ne.jp」みたいなメールを持っていたくないって気持ちにとらわれている、なかなかMNPで携帯電話会社を乗り換えられないというケースです。
したがって、現在はお金さえ持って入れば、「ドコモメール持ち運び」ように、携帯電話会社を乗り換えたとしても、同じキャリアメールアドレスを使い続けることができるようにはなりました。しかし、それでもメールの維持のためには、いつまで経っても利用料金を払い続けることを意味し、極端な契約まで至らないわけです。
大手携帯電話キャリアでも、通話定額とデータ通信料金をセットにした、比較的得なプランがあったりします。
ドコモは一時期、auの「スマートスタートプラン」を契約していました。最初の1年間は5分かけ放題にデータ通信の数GBもセットで毎月1,000円を切る、お得なプランでした。しかし、2年目からは2,728円と格安SIMと比べるとそこまでお得感がありません。
せっかくやるなら極端な契約がしたい。そこでたどり着いたのが月額250円でデータ使い放題というプランです。
データ使い放題で月額250円って?
2023年2月にオプテージは、mineoのデータ通信使い放題の料金プラン「マイそふと」などという選択肢を設けました。
マイそふととは2022年3月より、最速3Mbpsのデータ通信が使い放題になるプランや、最速1.5Mbpsのデータ通信が使い放題の「スタンドアート」を設けたプランでスタートされました。この8月から、最速300kbpsのデータ通信が使い放題の「ライト」が追加されました。
もっとも新しいスーパライトという名前のプランは、まさにモバイル回線でインターネットを利用できるだけの条件を持っている。しかし、このスーパライトプランは新規申込みかMNP契約でしか選べません。通話かけ放題プランはついていませんが、このスピードに満足できるのであれば、月額250円で利用できるようになりました。
このプランは、実際に利用してみても十分魅力的です。
背景には、日本国内でWi-Fiを利用した通話が多くなり、LINEなどのメッセージアプリやSNSの普及により、音声通話を使う人が少なくなったためです。
だからこそ、結局5分通話かけ放題というサービスがなくなったのですが、その分データ使い放題というプランであれば、本当にスマホがなくてもスマホとしての機能を果たしてくれているというメリットがあります。