（C.N.） 英領バミューダ諸島の沖合で、4人を乗せた双胴船が沈没しかけ、米沿岸警備隊や正規航路のディズニークルーズ船が救助に入り出動する事例があった。

米沿岸警備隊第五管区によると、当地のバミューダ諸島の規定により、乗客らは10日午後、バミューダ諸島の約12海里沖で双胴船が浸水し始めたとの通報を受けた。

通信によると、ここから約12海里離れた場所にある船に助けを求める連絡があり、現場に駆けつけたディズニークルーズ船「ディズニートレジャー」が、沈む寸前の船を発見した。船の状況が緊急だと判断されたため、双胴船の乗客4人全員を救出する決定が下された。

この時、ディズニークルーズ船の船長は、午前11時14分に救難信号を受信した。双胴船の乗客が安全に救助されたのは、ほぼ午後1時ごろだったという。さらに、ディズニークルーズ船はその後、安全のために助かっていた乗客たちを船内で保護し、医療的なケアが必要な場合に備えて待機していた。

なお、ディズニークルーズ船はオランドのエイメントスハーフからミシガン州のポートカナバルに向かう途中であった。来月12日のポートカナバルから初航海を出る見通しだ。