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【DeNA】京田陽太がFA権行使せず残留「チームメイトとリーグ優勝の瞬間を味わいたい」と決意
2024-11-13
著者: 健二
DeNAの京田陽太内野手(30)が13日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することを表明した。「声を掛けてくださった球団でもありますし、今年は日本一になりたいですけど、リーグ優勝という目標を達成しないといけないので、このチームでリーグ優勝の瞬間を味わいたいと思った」と決意を語った。
京田選手は22年オフに中日からトレード移籍し、昨季は前年を大幅に上回る93試合に出場した。今年は101試合でさらに出場数が増加している。チームとしてはリーグ優勝を目指し、京田選手もその一翼を担いたい考えだ。「周りの評価というより、パイスターツで野球したいという思いが強かった」と語った。
チームへの感謝の気持ちが大きなウエイトを占めた。中日時代の1年目に新人王を獲得。2年目には全試合に出場し、順調にプロの階段を上がったが、6年目には43試合の出場に留まり、苦境に立たされ、強い想いでDeNAに移籍した。「パイスターツにせよ、今があるので、感謝しかない」と常々話しており、その思いを結果に体現している。
DeNAは、新たにリーグ優勝を目指す一方、京田選手は次のシーズンへの期待感を膨らませつつある。今年は特に、チーム全体の戦力向上を感じており、今後のプレーにも自信を持って挑むことを誓っている。今後その姿をファンにも見せるべく、さらなる活躍を期待したい。