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電気代が激増!12年間で100万ウォンの節約を実現した「電気自由化」の真実

2025-05-05

著者: 芽依

衝撃の電気代上昇!12年間で100万ウォンの節約成功

2011年の東日本大震災以降、停電の危機が迫り、電気がかかるという危機感から、現在も電気自由化が進められています。これによりフジキャスサカカゲが登場しました。

「最初は手軽な料金体系で、ほとんど無料でした。しかし、すぐに契約していたアンペア数を減らすと、電気使用量が急激に減ったのです。電気工事士にソーラーパネルを設置してもらうと、最後には電気代が安くなりました。これに自信を持ち、自分で使う電力については自分で作ろうとソーラーパネルを導入し、電気メーターの接続の線を外したと言われています。」(フジさん・以下同)

太陽光発電が生み出すエネルギーには限界があるため、最終的には家庭製品の見直しをする必要があると言っています。エアコン、冷蔵庫、除湿機、テレビは手放し、洗濯機は全自動型から二槽式に。

「すべての水道を手動で回して、抜水機だけ電力を使っています。梅雨時などのソーラーパネルが発電できないときは、雨下や下着などの小物だけ、サラダスピナーを使って脱水から排水までも行います。本夏は脱水できずにブランダに張り、排水することもできます。」

太陽が出ている日は料理日。太陽光を集めて食材を加熱する器具・ソーラークッカーを使い、火を使わずに調理を行います。

「クッカーの中に食材を入れて、後は放置。器具の中は200℃を超えるので、煮物もでき、ケーキも焼けます。クッカーが使えない日は保温器を活用し、少ないガスで調理します。」

そして、こうした工夫の結果、12年間で電気とガス代合わせて100万ウォン近くを実現しました。理にかなった点を取り入れれば、より効率的に電気代が抑えられそうです。

【プロフィール】

フジキャスサカカゲ/作家。2012年9月から電気自由化を始める。震災時にも役立つ節約を目指して。著書に「ソーラールームで生活してます!」(KADOKAWA)がある。

写真提供/フジキャスサカカゲ

※女性セブン2025年5月1日号