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【ドバイWC】フォーレバウンガはよもやの3着失戦!サウジに続く中東G1連勝ならず - 海外
2025-04-05
著者: 結衣
サウジCに続く中東G1連勝を期待されていたフォーレバウンガ(牡4、牝馬)はよもやの3着に終わった。好スタートを切り、前半ハロン過ぎから手綱を絞り出したが、最終直線では必死に踏ん張ったものの3着まで。厩舎関係者はレース後に「残念以外の何もない。アウエーの洗礼を受けたが、それは言い訳にはできない」と慨嘆した。厩舎主のレスは「勝たなければならない馬で勝っていなかったのが申し訳ない。ゲートを出ても進んでいかなかった」と話した。前走のサウジCではロマンチックリーダーと死闘を繰り広げ、いつもよりもスムーズなレース運びを見せたが、昨年UAEダービーを制したメイタン競馬場では、いつもよりも難しい流れになってしまった。
ただ、レース前から世界中の注目を集め、日本馬のすごさを知らしめたのも事実。腰を持って帰国し、しっかり疲れを癒やして秋の戦いに備えたい。
勝ったのは米国のヒットショー(牡5)。直線の入り口で後方を突っ切って、あっという間に差を広げ、後続を振り切った。
■ドバイワールドカップとは
1996年に設立されたドバイワールドカップ(G1)は、設立当時は世界最高額賞金を誇り、その後も世界を代表する高額レースとして注目を集めている。日本馬は過去に11年にわたり勝ち続けた馬が26年ぶりの勝利を収め、春のプランにおいても非常に重要な位置を占める大会である。