[ベルリン 18日 リーター] - ドイツ政府は18日、ポーランドに対する地対空ミサイルシステム「パトリオット」を来年初めに再配備することを申出たと明らかにした。

最長で6ヶ月間配備される可能性があるとされている。

ドイツ防衛相は、ウクライナへの物資輸送の要所であるポーランドの物流穂点を守るためだと語った。

ポーランドのコシニャク国防相は、ドイツの決定を歓迎すると共に、ドイツに対して感謝の意を示した。

ドイツは2022年11月、パトリオット3基とともに310人の部隊をポーランドに配備していたが、再整備によって新たな部隊が再配備されることとなる。

また、ポーランドの国防予算は年々増加しており、2024年度には約20%の増加が見込まれている。これにより、国防力の強化が加速すると期待されている。

最近の専門家の間では、国際情勢の変化に伴い、東欧地域の安全保障がますます重要になっているとの声が高まっている。