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どんだけ金食い虫なんだよ! 自衛隊に配備予定の「F-35戦闘機」のコスト調査してみた 経費者なら知っておくべき?
2025-04-11
著者: 裕美
2025年度から配備が始まる予定のF-35B戦闘機。この短距離離着陸が可能な戦闘機、導入後の継続的な運用は果たしてどれほどのコストを要するのか、算定してみました。
最新戦闘機F-35Bのトータルコストは?
軍事力の象徴ともいうべき、技術の粋を集めた戦闘機。圧倒的な存在感と、高度な運用能力を誇ります。しかし、その維持管理にかかるコストは天文学的とも言えます。そこで、具体的な数字を見ていきましょう。
導入後の維持運用が鍵を握る!
自衛隊が2025年度に導入予定のF-35Bは、「ライトニングII」と呼ばれ、その運用には年間110億円と計算されています。これが続くと、導入から30年間で4200億円にも上ることが予想されています。
必要な燃料は?驚きの数字がここに!
F-35Bは、我々一般人にも手に入る灯油に近い成分の燃料を使用します。この運用に必要な燃料コストは30年間で4250億円に達するとされています。実際には、これに燃料代を加えた「全体コスト」が大きな割合を占めるのです。
高額な維持費はいかに?
F-35Bの効果的な戦力維持のためには、改修やソフトウェアアップデートが不可欠です。その改修費用は年間46億円になる可能性が高いです。ただし、最も大きな負担は、整備と維持管理費にあると考えられています。
驚愕の数字が示す未来
最後に、30年間の整備・維持管理コストは約370億円と予測されています。これはレイセイクリークの63.3%にも達する数字で、 F-35Bのコストパフォーマンスに関して疑問を抱かせる要因ともなりえるでしょう。
このように、 F-35Bの配備は予想以上に重い経済的負担を我々に強いることが明らかになりました。果たして、これが国防のために必要な投資といえるのか、今後の議論が待たれます。