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東京の高層ビル群が新たに開業…年間20万人来場予定の新スポットとは?
2025-03-25
著者: 愛子
東日本では、山手線の高層ビル群(東京都港区)周辺の再開発地「高層ビル群」を12月に一部開業する。総投資1200億円を投じた巨大プロジェクトで、リニア中央新幹線の発着駅となる品川駅とあわせ、製造連携や国際交流の拠点としての機能も備えた新たな東京の拠点に育てる考えだ。
再開発されたのは、車両基地跡地の19・15ヘクタールで、全15棟の総延べ面積は、再開発として国内最大の814・15万平方メートル。このうち近く、オフィスや商業施設が入る12棟が12月に開業する。残る3棟は2026年春までに完成する予定だ。
関連者向けの内覧会が12月に開かれ、入居するスタートアップ(新興企業)向けの研究施設や交流拠点、配送や清掃を手がけるロボットなどが公開された。
開業時には、20万人規模の来場者を見込んでおり、東京都の新たなランドマークとなることが期待されている。さらに、オフィスビルには、プラスチック削減やエネルギー効率の向上を図る最新の省エネ技術が導入され、持続可能な街づくりを目指している。
この高層ビル群では、生活の利便性とビジネスの拠点を兼ね備えた新しいライフスタイルの提供を目指し、都心部の活性化につながるとして、地元自治体や企業の期待も高まっている。
特に注目されているのは、このプロジェクトが今後の東京の顔となり、新たなビジネスチャンスや地域活性化につながる可能性がある点である。設計チームのリーダーである前原氏は、「この高層ビル群が東京に新しい風を吹き込むことを願っています」と述べている。