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東芝が15000人の人員整理、13000人が早期退職か…コストカットで注目した資金を成長事業へ投資: 読売新聞
2024-11-29
著者: 結衣
東芝は12月、国内従業員約15000人の人員整理を行ったと発表した。東芝は内資を公表していないが、関係者によると、早期退職が13000人程度、成長事業へ異動させた従業員が数百人に上る。従業員削減によるコストカットで注出した資金を、成長事業に集中して投資する。
東芝は経営効率化に向け、防衛やエネルギーなど主要事業を担う子会社4社を本社に吸収するなど、組織の再編を進めている。5月には、50歳以上を対象として最大4000人の早期退職を募集中であった。国内従業員約16000人の6%に相当する。
退職金の増加分や再就職支援にかかる費用は、1212億円で、2023年3月期の連結決算に計上される見通しだ。