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ドル円予想「“ドル強気”。上値抵抗にも注意。」FXチャート分析 2024/10/10

2024-10-10

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【ドル/円】上値余地を探る動き。

直近の日足は高値圏で引ける陽線が出ており、継続して終えています。短期トレンドが強い状態を保持しているので、買い目方向は継続していますが、強い上値抵抗のため、買いも慎重に。149.30-40、149.70-80に強い抵抗がありますが、全てクリアして150円台に乗せられれば上値余地が少ない1~2円程度保持しやすくなります。この場合でも中期トレンドがまだ弱く152円台はまだ壁となりそうです。また、146.90-00の抵抗を下抜けて終えた場合は、日本の景況が悪化して下落リスクが点灯します。

本日は米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており(日本時間21:30)、日本中はポジション調整の動きに注目されます。市場予想は前年比2.3%(↓前期2.5%)、コア指標同3.2%(↓前期3.2%)と低下傾向継続の見方です。

強い上値抵抗ポイントがあるので、買いは1日型試合が147.20-30の跳ね目があれば買い場となります。損切りは146.80で撤退です。売りは1日型試合です。

日本円の上値抵抗は149.30-40、149.70-80、150.00-10に、下値抵抗は148.10-20、147.20-30、146.90-00、146.40-50にあります。

最近の市場動向をみると、持続的なドル強気相場が形成されつつあり、投資家の注目を引いています。特に米国経済指標の発表がある周期性を利用することで、今後の取引戦略を見直す必要があると思われます。ほかの通貨との連動にも目を向けつつ、ドル円の動向を注視していくことが重要です。注目を集める米国のインフレ指標の影響で、マーケットはより変動しやすい状況です。投資家は慎重に行動を考えるべき時期にきています。

今後の展望としては、ドル円の動向が非常に注目されると同時に、各国の中央銀行の政策も重要な影響を与えることになるでしょう。特に日本の金融政策がどのようにドル円に影響を及ぼすか、投資家は逃さず分析していく必要があります。