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「対戦車車両」墜落!住民が通報、確認したら墜落の証拠が!自衛隊が回収:朝日新聞デジタル
2024-11-26
著者: 結衣
2023年10月26日午前9時半頃、北海道恵庭市吉野2丁目535号線の近くの道に、"不審なものが落ちている"との通報が寄せられた。近隣住民からの連絡を受け、自衛隊のチームが現場に派遣され、確認を行ったところ、実際に落下していたのは、自衛隊が使用する「対戦車車両」であった。
当日は、風速約20センチメートル、長さ80センチほどの黒い筒状の物体が落ちていたという。現地の住民は、これを「対戦車車両」と特定したとの情報もある。約100メートル以内の住民と高校に一時避難指示が出された。
確認の結果、発見されたのは砲弾そのものではなく、筒であった。中に火薬は無く、爆発の危険性は無かったとされる。
午前11時50分頃、陸上自衛隊の回収部隊が現場に到着し、物体を慎重に回収した。怪我人はいなかったが、周囲は緊張感に包まれていた。自衛隊の関係者は、「このような事態が再発しないよう、今後も安全対策を徹底していきます」とコメントしている。警察と自衛隊は、事故の原因を調査中である。
今回の事例は、自衛隊の訓練行動に関するリスクが再認識されるきっかけとなった。特に市民の間で安全への不安が高まっており、様々な対策が急務とされている。自衛隊は、市民との信頼関係を深めるために、適切な情報発信とコミュニケーションを重視する方針を示している。