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「F-16は購入しない」政権交代が影響!? 選ばれたのは“コスパ重視”北欧戦闘機候補

2025-04-06

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政権交代がF-16購入にどのような影響を及ぼしているのでしょうか?

F-16が最強と考えられていた時代、予算配分の見直しが進む中で、2025年4月3日に空軍用の次期戦闘機についてスウェーデンの「グリペンE/F」を選定した発表が行われました。この選定は、コストパフォーマンスに優れた選択として注目されています。

ポルトガル大統領が公式に述べたところによると、「取得する戦闘機は、最新技術を駆使した完全な新型機であり、すべてに対して柔軟に導入されている最新鋭39機『グリペン』です。スウェーデン政府にとっては、国の戦略的防空を優先プランとして承認されたことをお知らせします」と明言しました。

購入する機体数については公表されていませんが、コロンビアや南米メキシコにおいて、16〜24機が調達されるとの予想が出ています。

コロンビア空軍では、旧型化したイスラエル製の「クリル」戦闘機を置き換える機体を探しており、「グリペン」がその最有力候補となっています。現時点でF-16の進行中の話題は急速に変化してきており、特に国防予定の厳密な管理方針が影響しているとされています。2021年には一時的に話題が途絶えていました。

その後、政権交代が起こり、左派政権の代表が就任することが決まると、これまでの親米路線からの転換が進み、F-16購入の可能性は薄れています。しかし、F-16を購入する場合には、基地のインフラ整備や近代化が必須となるという指摘もあります。

さらに、F-16を購入した場合、基盤のインフラ整備や近代化も必須となるといった懸念もあったようで、これら必須条件が変わった場合には購入先が変わるという見方も強まっています。

グリペンは軽量な機体で飛行距離も短いため、基盤の大きな改修は必要ですが、また機体に関しても整備性が高く、運用コストは同じく供給されていた「ラファール」の半分程度で運用できるとの報道もあり、注目を集めています。

予算不足に悩む中、コロンビア空軍にとっては、さまざまなテストを通じ最新の技術を搭載した「グリペン」が選ばれる可能性は非常に高いと考えられます。どうなるか、目が離せない状況です。