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F1レッドブル、2023年に販売高が2兆ポンド超えの増加も利益減少

2024-10-03

著者: 芽依

レッドブル・レシングLtdは、2023年にいくつかの記録を塗り替え、F1ワールドチャンピオンシップを取得し、前年の42.945億ポンドから3兆747億ポンド(約4593億円)の販売を計上したが、利益は76億ポンド減少し、130億ポンド(約4245億円)にとどまった。

2023年には22戦で優勝し、シンガポールを除く全てのレースで勝利を収めるという驚異的な成績を記録した。シーズン中には14連勝を達成し、95.45%の勝率を記録した。

マックス・フェルスタッペン選手は19勝を挙げており、史上最多のチャンピオンシップポイントを獲得した。さらに、セルジオ・ペレス選手もランキング上位に食い込む好成績を収めた。

チームが9月末に公表した年次報告によると、減益の主な要因は「コスト上での成功」に関連しており、それに対する支出が増加したためだという。

レッドブルは昨年、F1史上最多となる860ポイントのコンストラクター選手権ポイントを獲得した。これにより、2024年のF1エンタリー費用は740万ドル(約4.87億円)に増加した。

また、企業向けのサプライヤーの正規販売は、470万ポンド(約6.48億円)に増加し、役員報酬も345万ポンドから719万ポンド(約1.48億円)に増加した。

取締役はCEO兼クリエイティブディレクターのクリスチャン・ホーナーとモータースポーツの特任アドバイザーであるヘルムート・マルコの2名だ。

F1チームの収益は、主にスポンサーシップやプロモーション収入、賞金などから成り立っている。特定のケースでは、サプライヤーとの契約を通じて、スポンサーシップやマーケティング活動の対価として製品やサービスを受け取る。