発達障害の我が子が「お手本」に!? 「何でうちの子を選んだんですか?」先生の答えに、母は泣きそうになった
2025-04-16
著者: 花
こんにちは、ライターの松本は、ADHDと強迫性障害を持つ長女の母です。
最近、強烈な「発達障害超人」は、幼い頃から、サポートを受けているママたちの中でおそらく絶対的です。しかし、これは実際の家庭ではあまり理解されていないかもしれません。
朝は学校の準備で大忙し、帰宅後は夕食・入浴・宿題の時間でさらに圧迫される毎日。「頑張ってほしい」と願う長女に対しては、ストレスが溜まりそうです。
そんな日々の中で、私は「学校に、もっとしっかりしてほしい」と何度も思っていました。
今回、私は、長女の自己肯定感を自然に引き上げてくれたある先生とのエピソードを紹介します。
VR授業が新たな可能性を拓く?
この先生は、長女が小6の時に、VR(バーチャルリアリティ)を用いた授業を行ってくれました。従来の体験型授業とは異なり、クラスメートと共に擬似的な冒険を楽しむことで、長女は自信と共に学びの楽しさを実感しました。
その日の授業後、長女は「やった!私も仲間に入れた!」と歓喜の表情を浮かべたのです。この経験が自己肯定感を深めてくれました。
衝撃の発言、それが全てを変えた!
更に、ある日のこと、先生が「この子、やっぱり素晴らしいね」と長女を褒めてくれました。これが長女の心に響いたようで、彼女は自分に自信を持つことができたのです。「どうして私を選んでくれたの?」と感動しつつも、気になる言葉でした。
その後、私は、先生にその理由を聞きました。「彼女は、自分の強さを理解し、他人に助けを求めることができる」ことが素晴らしいと言われたのです。この言葉が長女に対する固定観念を変え、自分自身への自信を育てるきっかけになりました。
親子で感じる新たな成長
長女の「挑戦」が次第に広がり、彼女の成長を見守る中で、私は「メディアでは理解されにくい発達障害だけど、こんな風にみんなの支えを受けて成長していける」と感じました。
今や、彼女は自分のペースで友達の輪を広げ、さらに新しい挑戦を楽しむ姿を見せています。この成長が私にとっても大きな励みになり、親としての役割を再認識させられたのです。
この経験を通じて、発達障害に対する理解が深まり、さらに多くの子どもたちが成長して欲しいと切に願っています。