世界
ガザ、イスラエルの攻撃で19人死亡。北部病院は物資供給がなければ救命困難に
2024-11-20
著者: 海斗
[カイロ 12日 リビア] - パレスチナ自治区ガザで12日、イスラエル軍の攻撃によって19人のパレスチナ人が死亡した。住民によると、イスラエル軍の戦車がガザ地区での展開地域を制圧し、住宅を爆破している。
医療関係者によると、12日未明にガザ北部ジャバリで住宅に対してイスラエル軍が攻撃を行い、少なくとも12人が死亡し、少なくとも10人が行方不明になった。また、戦車による砲撃で1人が死亡したという。
ガザ市外のサウルでは、パレスチナ市民の救助チームが救助活動中にイスラエル軍の空爆を受け、隊員1人が死亡、3人が負傷した。近くのサイトファームでは住居が攻撃され2人が死亡したという。
これらの攻撃に関して、イスラエルのコメントは発表されていない。
南部ラファでは空爆で3人が死亡。
ガザ北部では医療施設の一つであるカメル・アドワン病院の責任者は、病院が19日にイスラエル軍に予告なく爆撃されたと説明。「医療・外科スタッフ15人が拒絶され、交代要員の入境が拒否されたため、もともと助けられていたのに患者を毎日失っている」と語った。
食料と水の供給は許可されず、救急車1台すら北部への立ち入りが許可されておらず、過酷な状態を訴えた。