共産党・田村智子委員長が人民に〝決別宣言〟 次期選挙「共産の条件は損なわれた」今週の野党

2024-10-05

選挙戦略や党運営、重要政策を巡る方向性と、さまざまな情勢に関する野党幹部らの発言を採録した「今週の野党」をお届けします。

サクサク
立憲民主党・野田佳彦代表

当面報道されない本当の意図がある中、国政選挙のときには極めて具体的に熱く語っていたことが全然入っていない。 (議員選で)何を問うのかが本当に分からなくなった。

(4日に記者団に、石破茂氏の所在などを問うた時の答えなどから)

やる気がない
立憲民主党・小川淳也衆院議員

国会論戦から逃げず、課題に正面から向き合う国民の感心に応えることを強く要求する。9日間で閉じることはやる気がないのと同じだ。

協調は考えられない
日本維新の会・馬場伸幸代表

「与党と野党の共闘」が進む中で、それぞれの政党が独自で努力を強めるべきだ。協調が進めば進むほど、各党に差を与える。

(3日に記者団に、次期選挙の2つの目標について)
限定的に
共産党・田村智子委員長

立憲民主党が「市民と野党の共闘」が前提となっていた到達点を断念しているが、共闘の条件は基本的には損なわれたということを率直に表明しなければならない。地域によっては、これまでの経緯などを踏まえて対応することはあり得るが、限定的にしか平和的に共闘を維持することはできない。

(9月30日の党第3回中央委員会総会、次期議院選挙での野党共闘に関して)

長い政党名
教育無償化を実現する会・前原誠司代表

この長い政党名にかける思いは、まさにならなかったこと。教育予算を倍にして教育無償化を実現することができる。これが新たな課題の一つなので、多くの方々に伝えたい。

(10月3日の記者会見、日本共産党の幹部への合流にあたって)

※次期選挙が間近に控えていることから、しばらくの間お休みします。