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古ビッグモーターの保険金不正請求、最大約18万件…保険会社や顧客への返金は数十億円規模に!

2024-11-20

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中古車販売大手・古ビッグモーター(B-B)は、保険金の不正請求問題に直面しています。この問題は、早くも最大約18万件に達する可能性があることが報告されています。東京環境保護局は、今月下旬から顧客への返金対策を開始する方針を発表しました。不正請求の総額は数十億円に上るとの見方も出ており、影響は広がりを見せています。

古ビッグモーターは、2011年1月から2023年6月までの期間に、約120万件の修理を行っており、その中で不正の疑いがある修理に対して顧客から保険金をあえて請求していたということが指摘されています。特に、事故修理をしたと偽り、実際には必要のない修理を提出していたケースが多数見つかっています。

さらに、同社には内偵が進行中で、今後さらなる不正請求の発覚も想定されています。専門家は、「このような大規模な不正が行われている背景には、企業の利益追求の姿勢がある」と指摘しています。

これに対し、古ビッグモーターは、「全社を挙げて再発防止策を講じており、関係者への影響を最小限に抑える努力を続けています」とコメントしていますが、顧客からの信頼回復には長い道のりが予想されます。

また、不正請求の影響を受ける顧客には、法的措置を取る動きも見られるほか、自動車保険市場全体にも影響を及ぼす可能性が懸念されています。さらなる情報が入れば、近日中に詳細をお伝えします。