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韓国大統領選挙は6月3日、出馬表明相次ぐ! 支持率首位の李氏は週内にも

2025-04-08

著者: 裕美

[ソウル 日曜日] - 韓国政府は8日の閣議で、次期大統領選挙の実施日を6月13日に決定した。

2022年の大統領選で李氏に僅差で敗れた革新系野党「共に民主党」の李在明代表が支持率トップとなっているが、李氏は選挙法違反や懲罰などの疑惑で多数の批判に直面している。

とはいえ、早ければ今週中にも党代表を辞任し、出馬を表明するとみられている。

4日に発表されたギャラップの世論調査によれば、回答者の34%が次期リーダーとして李氏を支持。その他の支持率は保守派の金文洵氏が19%、與党「国民の力」の韓東賢前代表が14%、圧倒的大赤字市長が12%となっている。

金文洵氏は現在の政治局面での国家の困難を解決する責任を感じていると述べ、出馬意向を表明。

「深刻な国家危機」における経済状況が国民の生活を苦しめていることから、「全ての政府と国民が団結し、危機を乗り越え、国のさらなる発展のために協力すべきだ」と語った。

金氏は現在でも国民の力の正式な党員ではないが、高い支持率を得ている。

また、李氏の圧倒的な支持率を背景に、最初に当選した国民の力のメンバーも同日、「(自身は)誰よりもクリーンな候補者だ」と語り、出馬意向を表明した。

安氏は過去3回の大統領選を戦い、17年には21%以上の得票率を得たが、その後の他2回では途中で出馬を辞退し、他候補への支持に回った。