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豪州ビーチに現れた謎の毒サーファー、100人超が体調不良!魚の死骸も
2025-03-18
著者: 健二
南オーストラリア州政府は18日、州内の二つのビーチにおいて、数百名にわたる謎の毒が発生し、ビーチを一時閉鎖したと発表しました。周辺では大量の魚の死骸が確認され、サーファーたちが体調不良を訴えていることが報告されています。
閉鎖されたビーチはウィットピンガビーとパーソンズビーチで、地元メディアによると、体調不良を訴えたサーファーたちの中には、めまいや吐き気などの症状が見られる人が多いようです。現地の保健当局は、これらの症状が猛毒を含むプランクトンや水質の悪化に関連していると考えて調査を進めています。
政府の専門家は、原因として異常気象による水温の上昇や栄養素の過剰が影響している可能性があると指摘しています。海面が茶色く濁ったり、異臭が漂う現象が見られ、ビーチは観光客にとって危険な状況となっています。
「過去にも似たような現象が発生したが、今回の状況は特に深刻だ」と地元のMarine Research Instituteが語っています。また、投票が進む春休みシーズンに多くの観光客が訪れることから、安全対策が急務とされています。
地域住民や訪問者は、ビーチに近づかないよう注意が呼びかけられており、地元当局は引き続き詳細な調査を行い、影響を受けた人々の健康管理にも努めるとしています。