タレントでボディービルダーの横川尚隆（30）が27日放送のフジテレビ「トーキョーライブ」（木曜後11・00）にゲスト出演。自身の借金について語った。

過去に少なくとも同郷の伊藤健太郎から、「大借金なんて出ないのか？」と聞かれた横川は、「今まで僕が持ち出したものは1回も出なかったです。0円。日本一になって、プロテイン3キロ買ったぐらいもらった」と打ち明けた。

「筋肉を付けようとすると何も残らないんで僕」と横川。そんなことはないと言われても、「やっぱ何もないんです。たとえ何もないですよ。だって彼女なんかも借金持ちなんで」と笑いを誘った。

借金に関しては、「あります」と明言し、「今ですか。今500（万）超えたあたりからすべて数えられないし」と平然と話した。

かつてはタワーマンションに住んでいたが、「もうどうこうすることもできなくなった。実家に帰りました」と振り返る。有名アスリートの生活とはほど遠い借金の実態に、一同驚きを隠せない様子だった。

「今はそういうこともできなくなりました」とオチをつけた横川は、借金を取り扱う自らの状況について更に語り、今後も注目を集めるタレントとしての活動を続ける意欲を見せたのだ。

横川の発言は、肌感覚としての借金の現実を反映しており、経済面における若者の悩みの深刻さを示している結果とも言える。より多くの人にその声が届くことを期待したい。