「すき家」が、22日に同社の公式サイトを更新し、牛丼チェーンで提供していた「みそ汁」に異物が混入していたことを報告しました。この異物はあくまで顧客からの指摘によるもので、従業員が目視で確認し、異物が混入したという事実を確認しています。

【写真】「すき家」が異物混入を謝罪

指摘は、21日の午前8時頃、当該店舗で食事をしていた客から寄せられたもので、従業員は即時に事実確認を行い、異物の混入を確認しました。この為、当社は該当商品を即時回収するとともに、店舗を一時閉店し、衛生調査を行っています。

異物混入に関して、消費者庁に報告すると共に、月内にも全店舗における衛生管理体制の強化を図る方針です。今後は、販売前の商品の衛生確認を徹底し、異物の混入が起きないようさらなる対策を講じるとしています。

同社は「発生当初からお客様に不安を与えたことに深く謝罪し、食品の安全管理について再度見直し、全力で対応していく所存です」とコメントしています。

消費者からの信頼回復に向け、全スタッフに対する衛生管理の教育を徹底し、衛生環境の改善に努めることを約束しています。さらに、地域の安全基準を満たすことを目指し、地域社会への影響を最小限に抑えるための努力を続けていくと強調しています。

最近の食品業界では、異物混入の問題が絶えず発生しており、特に消費者の視点からは、一層の品質管理が求められています。こうした情勢の中、「すき家」は食品業界全体の信頼性を高めるための先頭に立ち、管理体制の強化に取り組む姿勢が求められています。

最後に、同店舗を訪れたお客様に対しては、今後も安心・安全な食品を提供するよう全力を尽くすとしています。ますますの信頼を取り戻すため、クレームに対する迅速な対応を心掛けていると付け加えました。全体として、顧客に対して誠実で透明性ある対応をしていく必要があることが強調されました.