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フィギュア青木選手が現役続行を宣言 24年NHK杯3位

2025-03-31

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フィギュアスケート女子で、今季グランプリ(GP)シリーズのNHK杯で3位に入った23歳の青木選手(MFアカデミー)が31日、自身のSNS(ネット交流サービス)を更新し、来季の現役続行を表明した。

「来季も現役を続行することにいたしました」とした青木選手は、昨年12月の全日本選手権後に一度は現役引退を決意。しかし、その後にコーチや家族と話し合いを重ね、競技続行を決めたという。

「続けられるからには新しいことへの挑戦を恐れず、日々学び、将来的なためにも自分を成長させることを目標に、この選択が間違いじゃなかったと思えるよう努力していきたい」と決意を語った。

青木選手は女子では珍しく3回転ルッツ–3回転トーループを武器に、昨季は自ら初のGP2戦に出場。スケートアメリカでは7位、NHK杯では3位と躍進した。昨年12月の全日本選手権は12位に終わったが、その後「多分、最後の全日本。最期に自分らしい演技をしっかり終えられたので、そういう意味で悔いはないです」と述べ、引退の意向を示していた。

青木選手は再び日本のフィギュアスケート界に新たな挑戦をもたらすことが期待されており、彼女の成長と活躍がますます楽しみだ。