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イオン、PB商品75品目を値下げ インフレ下では過去最多、物価高に対応
2025-04-02
著者: 雪
イオンは2日、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」に関して、9日からウインナーやサラダ油、トイレットペーパーなど、インフレの影響を受けて過去最多となる75品目を値下げすると発表した。物価高騰が続く中、消費者の需要を喚起する。
具体的には、「サラダオイル」(900グラム)が10円安の228円、「あらびきポークウインナー」(184グラム)が20円安の278円などが含まれている。また、チーズカレーやハンバーグなどの主食とマインディッシュがセットで298円の「冷凍ワンプレート」シリーズ3品を投げ入れる(価格は安くなれど税抜き)。
「トップバリュ」の売り上げは右肩上がりで、2024年度は前年度比7%増の1兆800億円となる見通しで、25年度は1兆6200億円を目標とする。イオンは、これにより消費者の負担を軽減し、長期的な顧客の確保を目指している。