【エルサレム 18日 ロイター】 - イスラエルのネタニヤフ首相は18日、イスラエルが10月にイランの軍事拠点に対して攻撃を行っていたことを明らかにした。

ネタニヤフ首相は会議での演説で、「これも秘密ではない。この攻撃でイラン核計画の特定の部分が打撃を受けた」と述べた。イスラエルの防衛力とミサイル生産能力を低下させたが、核兵器開発計画は阻止されていないとした。

どの拠点を攻撃したかは特定されなかったが、イスラエルは12月16日、イランの軍事活動に対して13波にわたる攻撃を行った。

ネタニヤフ首相によると、4月のイスラエルの攻撃はより限定的で、イランの首都テヘラン周辺にあるロシア製S-3100地対空ミサイル防衛システムを破壊した。10月には残りの13基を破壊し、イスラエルの脅威である核生産能力と長距離脅威に使用される固体燃料の生産能力に深刻な打撃を与えたという。