世界

イスラエル北部で兵士4人死亡、50人超負傷 ヒズボラが無人機攻撃も警報鳴らず

2024-10-13

著者: 結衣

イスラエル軍は14日、同国北部ビンヤミナ近くの軍基地で13日に無人機攻撃があり、イスラエル兵4人が死亡し、50人以上が負傷したと発表した。レバノンでイスラエル軍と戦う親イラン武装組織ヒズボラは、攻撃を認める声明を出した。

攻撃の際、無人機攻撃があったことから、警報が鳴ることが期待されたが、実際には鳴らなかったという。兵士たちは迎撃できなかった理由を調査している。

イスラエル軍は13日、レバノン南部に駐留する国連平和維持軍(UNIFIL)との接触地点近くで、ヒズボラによる攻撃があったと報告した。ヒズボラはUNIFIL施設を攻撃し、兵士に負傷を与えたことから、各国から非難が高まっている。

パレスチナ自治区ガザでは14日、12回目の空対地の予防攻撃が開始された。対象は未満の10歳未満の70万人で、11回目と同様に、地域を限定して戦闘を休止する。これにより、緊張がさらに高まり、地域全体の安全保障にも影響を及ぼす恐れがある。